Gmailの英日翻訳は要注意かも!?

先日お客様から次のようなメールをいただく(抜粋)。

〇〇さまサポート費の上限と年間の御見積をしては、
今年度と金額の変更などは無しでございます。

少し違和感のある文章で、まだサポート費の更新については話し合っていなかったはずだが、まずはそのほかに共有していただいた情報もあったので感謝の旨を返信したところ、次のような内容が送られてきた。

〇〇さまサポート費の単価と年間の御見積としましては、
今年度と金額のご変更なしとのことで承知いたしました。

なんだかおかしなやり取りです。あわてて最初のメールの原文を確認すると、該当部分は次のようになっていました。

〇〇さまサポート費の単価と年間の御見積としましては、
今年度と金額のご変更などは無いでしょうか。

原文中の「無いでしょうか。」が「無しでございます。」に改ざんされていました。受け取り側の対応に影響するレベルの改ざんです。

このようになった原因は、Gmailにて「英語→日本語」翻訳が自動で適用される設定にしていたことでした。対象メールの文面は日本語だったのですが、日本語の文面でもこの翻訳機能が影響しているようです。ちょっと恐ろしくなりました。

とりあえず「英語→日本語」翻訳は「自動的に適用」から「確認して適用」に変更。本件、コミュニケーションのトラブルになりかねないと思い、記憶にとどめておきます。

ログインページをちょっと変えた!

Googleアカウントでログインできるプラグインを作り、しばらく運用してきたが、特に問題がなかったのでログインページをちょっと変えることにした。

具体的には「ID」と「パスワード」の入力ボックス、「ログイン」ボタンなどのログインフォームをとっぱらうこと。従来の表示への切り替えは、wp-config.phpの定数で変更できるようにしたり、ログインフォームが非表示の場合は「ID」と「パスワード」によるユーザー認証を不可にしたりといった対応をしています。

Googleアカウントでログインする際はそのボタン1つで十分だったので、今回ログインフォームを見えなくしたことで、見た目はかなりスッキリしました。

WordPress 6.6リリース!

WordPress 6.6が予定通りリリースされました。メジャーバージョンのコントリビューターリストに名前が載っていたは嬉しいことです。

最近、ちょっとした手違いで作っていたカスタムブロックを壊しまい、作り直しをしたのですが、機能的には以前のものと同等以上であっても微妙なところが違っていておもしろい感じです。

カスタムブロックについては自分なりに作り方のスタイルが固まってきたのもいい傾向だと思っています。attributesの項目が多くなりがちで、それにともないサイドのUIが肥大化しつつあるのが悩みどころ。もう少しシュッとコンパクトにまとめたい。

「Align widgets horizontally」公開できた

2月末に申請したプラグイン「Align widgets horizontally」をようやく公開できました。サポートチームとのやりとりが始まるまで1か月、サポートチームとのやりとりが1か月と、ちょっと手間取ってしまいました。

時間がかかった理由はいくつかあり、その1つはwordpress.orgのアカウントでgmailを使用していたこと。こちらのメールアドレスを本サイトのものに変更しました。

プラグイン本体(PHPファイル)のヘッダー部「Author URI」と「License」の記述漏れ。これらの項目は、これまで公開していたプラグインでも省略していたのですが、いつの間にか必須になったみたいです。

プラグイン本体のPHPファイルについてはもう1点、エスケープ処理が不十分だったところ。若干過剰に検知されているのではと思えなくもない指摘もあったのですが、一通り修正しました。

サポートチームとのやりとりは週一回だったので、時間がかかってしまいましたが、なんとか公開できてよかったです。