Gmailの英日翻訳は要注意かも!?

先日お客様から次のようなメールをいただく(抜粋)。

〇〇さまサポート費の上限と年間の御見積をしては、
今年度と金額の変更などは無しでございます。

少し違和感のある文章で、まだサポート費の更新については話し合っていなかったはずだが、まずはそのほかに共有していただいた情報もあったので感謝の旨を返信したところ、次のような内容が送られてきた。

〇〇さまサポート費の単価と年間の御見積としましては、
今年度と金額のご変更なしとのことで承知いたしました。

なんだかおかしなやり取りです。あわてて最初のメールの原文を確認すると、該当部分は次のようになっていました。

〇〇さまサポート費の単価と年間の御見積としましては、
今年度と金額のご変更などは無いでしょうか。

原文中の「無いでしょうか。」が「無しでございます。」に改ざんされていました。受け取り側の対応に影響するレベルの改ざんです。

このようになった原因は、Gmailにて「英語→日本語」翻訳が自動で適用される設定にしていたことでした。対象メールの文面は日本語だったのですが、日本語の文面でもこの翻訳機能が影響しているようです。ちょっと恐ろしくなりました。

とりあえず「英語→日本語」翻訳は「自動的に適用」から「確認して適用」に変更。本件、コミュニケーションのトラブルになりかねないと思い、記憶にとどめておきます。