Login rebuilderをアップデート、しくった。。。

一昨日から昨日にかけてプラグイン「Login rebuilder」をアップデートし、バージョンが2.8.5になりました。不具合の修正を一度で済ませることができず、申し訳ない感じです。

不具合の原因は、5年前にホスト名の取得を$_SERVER[‘SERVER_NAME’]から$_SERVER[‘HOST_NAME’]へ変更したところまで遡る。この時はサーバー環境によって$_SERVER[‘SERVER_NAME’]が参照できないことが理由だったわけだが、今回は一部のサーバー環境で$_SERVER[‘HOST_NAME’]が参照できないことがあり、それに対し安易な対応してしまったのが大きなミスだった。

もう1つはnamespace。他のプラグインから順次namespaceを使用するように変更しており、Login rebuilderにも適用していた。これだけのためにLogin rebuilderをアップデートするわけにもいかず、他の更新と合わせてアップデートしようと考えていました。そんな感じで、namespaceを適用した後は十分な動作検証ができておらず、今回の初回アップデートで設定ページが何も表示されなくなってしまいました。

昨日はこんな感じの不具合に対してアップデートを繰り返してしまい、この2日間で2.8.3、2.8.4、2.8.5へ。安易な対応と確認不足を深く反省。同じことを繰り返さないように注意しないと。

画像を回転できるようにした!

画像に対してフィルター効果をつけるボタンを実装後、ふと画像を回転(傾ける)ことはできないかと思い、試してみたらできてしまった。

AnglePickerControlコンポーネントの角度インジケーターを大きくし、ドラッグ時にPopoverコンポーネントの外に出にくくし、テキストフィールドでは下キーで0から359へ、上キーで359から0へと切り替わるようにしました。

また上部と下部のマージンを自動的に補正するようにしました。こちらは最終的にレスポンシブ対応を考慮しインラインのstyle要素を追加するかたちに落ち着いた感じに。

さて、画像を回転させた際にマージン補正をしない場合、画像の上下の要素との重なりが、ブロックエディターと記事表示時とで差異が生じるので、z-indexあたりを調整しないといけないっぽい。

プラグインをリメイク

JavaScriptでゴリコリ書いていたブロックエディター向けのプラグインを基本部分をJSXで書き換えてリメイクしました。機能面では現行の機能を踏襲しつつ一部機能を拡張した感じです。

マーカー

従来はテキストを選択してボタンでクリックすることで、蛍光ピンクで細目の下線を引いた感じだったのですが、最新版ではマーカーの色と線の太さを選択できるようにしました。

マーカーボタンをクリックすると、ポップオーバーのパネルが表示され、そこでマーカーの色と太さを選択。色は6色、太さは9段階とし、従来に比べてだいぶ自給度が増しました。

グレースケール効果

画像ブロック向けにグレースケール化するボタンについては、グレースケールだけでなくほかの効果を付与できるようにしました。

ボタンをクリックすると画像の右側にポップオーバーでパネルを表示し、「グレースケール」「セピア」「コントラスト」「明るさ」「ぼかし」の効果をそれぞれ適用します。

今できる範囲でちょっと機能強化できてよかったです。Popoverコンポーネントとちょっとなかよくなりましたね。

いくつかのプラグインをアップデートした4月

先月は、WordPress 5.7で変わったjQueryとCSS関連の対応でいくつかのプラグインをアップデート。「HTML entities button」については特定のバージョンでボタンが表示されない不具合が発生しており、そのバグフィックスとなっています。

これらのアップデート直後、それなりにダウンロード数があったので、なかなか更新できずにいたことを申し訳なく思います。

あと「Posts filter multiselect」についてはいつのまにかスウェーデン語の翻訳が登録されていました。ありがたいことですね。

昨日、Login rebuilderをアップデートしました

明日、予定通りならWordPress 5.7がリリースされると思います。

それに先立ち「Login rebuilder 2.7.0」を先日公開しました。初日のダウンロード数は初めて2,000件を超え、多くのサイトでアップデートされた模様です。

「Login rebuilder 2.7.0」では、メインのログインページのアクセスログの保存、ダッシュボードでの表示、ダウンロード機能を追加しています。このログの保存は、「ログインのログ」と連動しており、設定画面を開いて変更する必要はありません。デフォルトの保存件数は200件となっているので、増やす場合は設定画面で行ってください。

WordPress 5.7に向けてLogin rebuilderをアップデート

昨日は「WordPress 5.7 Beta 1」が、今日は「WordPress 5.6.1 Maintenance Release」が公開されました。とりあえず今あるサイトは5.6.1にアップデートしつつ、5.7のBeta 1を触っていく感じでしょう。

ニュースの「Standardize colors used in WP-Admin CSS to a single palette」では管理画面の色設定が調整されることになっており、自作のプラグインの設定ページに違和感がないか確認しないといけない気がします。またjQuery関連の調整についても要確認でしょうか。5.7正式リリースまで後1月ほどですが、やることはそれなりにありそうです。

さて5.7に向けてほかにやることといえば、「Login rebuilder」をアップデートを予定しています。今回のアップデートでは、ログインページのアクセスログを保存し、ダウンロードする機能を考えています。リリースのタイミングはRC版で動作検証した後でしょう。

Login rebuilderのActive installsが10,000+達成

弊社で開発・公開しているWordPressのプラグイン「Login rebuilder」のActive installsがついに10,000+達成を達成しました。誠にありがとうございます。
「Login rebuilder」はログインページをサイト独自のアドレス(URL)に変更することで、ログインページへの不正アクセスをシャットアウトすることを目的に開発しました。ログインページ不正アクセスやログインのログ管理、管理者ログイン時のメール通知機能などを備えています。よろしかったらお試しください。