WordPress 5.5リリースまでにやったこと1

昨日整理した内容を踏まえ、第一歩は自作したXMLサイトマップ生成プラグインを修正する。

修正内容はプラグインのロード時に1行追記するだけなのですぐに終了し、検証用に準備したWordPress 5.5 RC1環境に修正したプラグインをインストール。次の手順で確認した。

  1. 当該プラグインの有効化前にブラウザで/wp-sitemap.xmlを閲覧。問題なく表示されることを確認する。
  2. 当該プラグインを有効化し、ブラウザで/wp-sitemap.xmlを閲覧。404エラーページが表示されることを確認する。
  3. 当該プラグインを無効化し、ブラウザで/wp-sitemap.xmlを閲覧。問題なく表示されることを確認する。

当該プラグインが問題なく機能していることを確認できたので、自サイトのプラグインを順に更新。WordPress 5.5の準備が1つ終わった感じ。

WordPress 5.5リリースまでにやるべきこと

来週リリースされるWordPress 5.5に向けてやっておくべきことを整理。

1.公式サイトで公開しているプラグインの動作確認

以下のプラグインについては動作確認を行う予定。

Login rebuilderに関しては、コアに組み込まれるXMLサイトマップ生成機能に関連し、著者ページの閲覧で404ステータスを返すようにしている場合はusersサイトマップを生成しないようにする機能を実装。RC1で検証済みで、週末までに公式サイトにアップロードする予定である。

2.自サイトで使っているプラグインのメンテ

公式サイトでは公開していないが、自サイトではいくつか自作プラグインを使っている。

  • マルチサイト対応のXMLサイトマップ生成プラグイン
  • シンプルなキャッシュプラグイン

XMLサイトマップ生成プラグインについては、コアに組み込まれるXMLサイトマップ生成機能を抑制するための修正を行う予定。修正内容は「5.5の新機能:XMLサイトマップの生成」に記載した内容なので作業時間は短いはず。

キャッシュプラグインについては5.5の影響を受けないと思われるが、こちらは各サイトの動作検証しだい。


明日か明後日、RC2がリリースされたならそちらで確認を、RC2がリリースされなかったらRC1で再確認する感じですかね。

WordPress 5.4リリース!

WordPress 5.4(Adderley)」が予定通りリリースされました。今回も貢献者リストに名前が記載されたようで、以前tracに上げたものが対応されたのはうれしいことです。

さて日本語版の公開も早くなったことで、本日手持ちのサイトを順次更新中。メジャーアップデートなので、軽く確認しながらの更新作業となっていますが、今のところ問題はないようです。

今回のアップデートの目玉は何といってもブロックエディターですが、機能面ではかなり使いやすくなっている印象です。いまだ一部でクラシックエディターを使っている身としては真剣に移行を考えてよいタイミングかなと思っています。

Login rebuilderのActive installsが10,000+達成

弊社で開発・公開しているWordPressのプラグイン「Login rebuilder」のActive installsがついに10,000+達成を達成しました。誠にありがとうございます。
「Login rebuilder」はログインページをサイト独自のアドレス(URL)に変更することで、ログインページへの不正アクセスをシャットアウトすることを目的に開発しました。ログインページ不正アクセスやログインのログ管理、管理者ログイン時のメール通知機能などを備えています。よろしかったらお試しください。