WordPress 5.7 “Esperanza”公開!

予定通り「WordPress 5.7」が公開されました(今回は貢献者リストに名前が載ってますね)。

日本語版アーカイブも朝には公開されていたので、さくさく手持ちのサイトを順に更新(日本語版の公開が早くなったのはホント助かる)。いまのところ目立った不具合はないようです。

WordPress 5.7ではjQuery 3.5系に変更されたわけですが、あまり更新されていないプラグインを使っているサイトは影響を受ける可能性がありますね。少し前に話題になったクラシックエディターやIE 11のサポートなど、今後の動向が気になるものがあります。自分が公開しているプラグインについても、そういった環境とどう向き合っていくべきなのか悩ましいところ。ブランチを作って対応するのはちょっと厳しいかな。。。

昨日、Login rebuilderをアップデートしました

明日、予定通りならWordPress 5.7がリリースされると思います。

それに先立ち「Login rebuilder 2.7.0」を先日公開しました。初日のダウンロード数は初めて2,000件を超え、多くのサイトでアップデートされた模様です。

「Login rebuilder 2.7.0」では、メインのログインページのアクセスログの保存、ダッシュボードでの表示、ダウンロード機能を追加しています。このログの保存は、「ログインのログ」と連動しており、設定画面を開いて変更する必要はありません。デフォルトの保存件数は200件となっているので、増やす場合は設定画面で行ってください。

WordPress 5.7に向けてLogin rebuilderをアップデート

昨日は「WordPress 5.7 Beta 1」が、今日は「WordPress 5.6.1 Maintenance Release」が公開されました。とりあえず今あるサイトは5.6.1にアップデートしつつ、5.7のBeta 1を触っていく感じでしょう。

ニュースの「Standardize colors used in WP-Admin CSS to a single palette」では管理画面の色設定が調整されることになっており、自作のプラグインの設定ページに違和感がないか確認しないといけない気がします。またjQuery関連の調整についても要確認でしょうか。5.7正式リリースまで後1月ほどですが、やることはそれなりにありそうです。

さて5.7に向けてほかにやることといえば、「Login rebuilder」をアップデートを予定しています。今回のアップデートでは、ログインページのアクセスログを保存し、ダウンロードする機能を考えています。リリースのタイミングはRC版で動作検証した後でしょう。

joyokanji.infoのサーバーメンテ

年末に告知していた「常用漢字情報サイト joyokanji.info」のメンテナンスを予定通り1月1日に実施しました。

今回のメンテナンスは、サーバーを初期化して環境を再構築。OSは「CentOS 7.9」に、PHPは「7.4」にバージョンアップしました。

順調に作業すれば1時間程度で完了する見込みだったのですが、一通り環境を構築した後でサイトにアクセスすると、タイムアウトしてしまう状態でした。

最初はファイアウォールの設定が間違っているのかと思い、ファイアウォールを無効化してサイトにアクセスしても症状は変わらず。

それではWebサーバーの設定が間違っているのではと疑い、エラーログや設定ファイルを確認しても特に原因はわからずじまい。念のため、サーバー内でwgetコマンドを実行してみると、確認用にアップロードしたhtmlファイルが取得できていたので、Webサーバーは問題なさそう。さっぱり原因がわからず、違うOSで再構築してみても状況は変わらず、ちょっとお手上げ状態になってしまいました。

そんな感じで時間だけが過ぎて行き、日付が変わったころ、サーバーのコントロールパネルにアクセスして契約しているサーバー(VPS)の一覧ページを表示してみると、作業していたサーバーのところに「パケットフィルタが有効になっているよ」的な文言がポップアップで表示されていることを発見。「はっ!?」って感じになり、作業していたサーバーのページに戻って「パネットフィルタ」を設定を確認すると、SSH用のポートのみが許可された状態でした。急いでWebページ用のポートを追加し、無事ブラウザからアクセスできるようになったわけです。

これまでパネットフィルタを使用していなかったのですが、OSを再インストールするとSSH用のポートのみが許可された状態でパケットフィルタが有効になる仕様ということ。そういうことなら、「サーバー情報」の一項目として「パケットフィルタ」の状態を載せるなりして、一目でわかるようにしてくれてもいいんじゃないだろうか、「さくら」さん。

さてブラウザでアクセスしてみると、肝心の「常用漢字チェッカー」の結果ページが表示できない。急いでエラーログを調べてみると、mb_str_split関数が登録済みでfatal error(フェイタルエラー)になっていました。これについてはこちらの関数名を変更して対応し、無事すべてのコンテンツが利用できるようになりました。


さて今回のメンテナンスでは、同じサーバーを使用することもあり、Let’s Encryptの証明書をバックアップし、OSや関連ファイルのセットアップ後に書き戻しました。この方法でも問題なく認識されたので、手順的には楽できた感じでしょうか。

Login rebuilder 2.6.9をリリース!

先月10万ダウンロードを達成した「Login rebuilder」をバージョンアップしました。

新バージョンでは、管理者権限を所有するユーザーがログインした際にそのユーザーのメールアドレスに通知する機能を拡張し、送信メールのCCまたはBCCにサイト管理者のメールアドレスが指定できるようになるというものです(標準では未指定)。

WordPress 5.5.3および本日公開されたWordPress 5.6 RC2で動作確認しております。

Login rebuilder、10万ダウンロード達成!

WordPressのログイン画面を任意のURLに変更するプラグイン「Login rebuilder」が10万ダウンロードを達成しました。「Active installations」は今だ「20,000+」ですが、今後も年数回ペースでアップデートしていければと思っています。

直近の予定ですが、来月リリース予定のWordPress 5.4にあわせて、ユーザーさんからの要望に対応したものを公開いたします。タイミングはWordPress 5.4 RC版での動作検証後となります。

今後とも「Login rebuilder」をよろしくお願いいたします。

WordPress 5.5リリース!

WordPress 5.5が予定通りリリースされました。

日本語版もそれほど時差なく公開され、翻訳ファイルの最終更新日が昨日になってたりと、日本語対応チームの方のがんばりに感謝です。

今日は自社サイトを順次アップデートしつつ、プラグインのreadme.txtを更新したりといった感じですね。

tracにポストしたものはまだクローズしていないので今後の展開が気になるところですが、バグっぽいものは早めにフィックスしてくれることを期待します。

WordPress 5.5に向けてLogin rebuilderをアップデート

月曜に投稿したように、今週はWordPress 5.5への準備を進めています。その中でプラグインの動作検証があったのですが、「Login rebuilder」については5.5のXMLサイトマップ生成機能に関連するため、早めに公式サイトを更新しました。

今回の変更点は、Login rebuilderの著者(アーカイブ)ページへのアクセスを制限する機能です。「著者ページの閲覧」で「404ステータス」を選択している場合は、users XMLサイトマップを生成しないようにしました(そのほかのXMLサイトマップの生成については制御していません)。

そのほかのプラグインについてはRC2で動作検証中で今のところ問題は出ていないので、5.5の正式リリースに合わせてreadme.txtを更新する予定です。

WordPress 5.5 RC1でバグっぽいものに遭遇1

WordPress 5.5 RC1の変更点を確認中、バグっぽいものに遭遇。トレースを繰り返しながら状況を把握し、夜中だったけどtracに投稿した。

今朝、気分を一新してもう一度トレースしながら状況を再把握。昨夜投稿した内容が少し正確ではなかったので、その内容をコメントする。

そんなこんなをしていると、RC2が公開されているので早速ダウンロードしてもう一度症状を確認したが、改善はされていなかったので、tracの回答を待とうと思う。

WordPress 5.5リリースまでにやったこと1

昨日整理した内容を踏まえ、第一歩は自作したXMLサイトマップ生成プラグインを修正する。

修正内容はプラグインのロード時に1行追記するだけなのですぐに終了し、検証用に準備したWordPress 5.5 RC1環境に修正したプラグインをインストール。次の手順で確認した。

  1. 当該プラグインの有効化前にブラウザで/wp-sitemap.xmlを閲覧。問題なく表示されることを確認する。
  2. 当該プラグインを有効化し、ブラウザで/wp-sitemap.xmlを閲覧。404エラーページが表示されることを確認する。
  3. 当該プラグインを無効化し、ブラウザで/wp-sitemap.xmlを閲覧。問題なく表示されることを確認する。

当該プラグインが問題なく機能していることを確認できたので、自サイトのプラグインを順に更新。WordPress 5.5の準備が1つ終わった感じ。